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中級者向け!格安SIM選びで有利になる知識と見逃しやすい注意点

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2018.01.17

よりよい格安SIMサービスの判断材料となる基礎知識

格安SIMを値段だけでなくその性能や仕様も含めて有利に契約したいのであれば、その運営と管理形態「MVNO」と「MVNE」の違いについても理解しておく必要があります。

MVNOとは

格安SIMは「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれる会社が利用者に貸与しているもので、解約する場合は大手キャリアと同じようにSIMを返却する必要があります。MVNOとしては以下の会社のほか、非常に多くの会社で格安SIMサービスが提供されています。

  • OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ)
  • IIJmio(IIJ インターネットイニシアティブ)
  • mineo(ケイ・オプティコム)
  • DTI SIM(DTI ドリーム・トレイン・インターネット)
  • BIC SIM(ビックカメラ)

MVNEとは

「MVNE(仮想移動体サービス提供者)」は格安SIMなどで使われる回線を実際に運営および管理している会社です。上記MVNO(格安SIM会社)に管理している回線を貸したり、自社サービス用にその回線を使ったりしています。以下の会社ほか数社があり、大抵複数MVNOの回線を管理しています。

  • OCN(ドコモ回線を使用)
  • IIJ(ドコモ、au回線を使用)
  • mineo(ドコモ、au回線を使用)
  • フリービット(ドコモ回線を使用)

MVNOとMVNE関係の一例

「DTI SIM」はフリービットが運営および管理しているので「ドコモの回線」を使用できます。「BIC SIM」はIIJが運営および管理をしていて「ドコモ回線またはau回線」を選択して使用できます。IIJが設備増強などで新たな仕様などを追加した場合、IIJがMVNEとして回線管理しているBIC SIMやDMM mobileなどは概ねそれを追従する形となります。

BIC SIMの場合はIIJmioと同様にau向けプランがありますが、同じMVNEが管理しているDMM mobileはau向けプランを用意していないなど、プランに関しては格安SIM会社側の都合で異なる場合もあります。

格安SIM普及前から色々な評判や噂を見たり聞いたりした限りではMVNEがフリービット系の格安SIM会社だと回線速度の改善が期待できず、IIJ系だと安定した通信との口コミが多かったです。こんな感じで、速さの根拠やサービス内容を詳細に比較する場合はMVNEも把握する必要が出てくるのです。

大手キャリアSIMから格安SIMへの乗り換えについて

ほとんどの会社で「データ専用SIM」「SMS機能付きSIM」「音声通話機能付きSIM」の三種類ありますが、通話をするには音声通話機能付きSIMが必要なので間違えないよう気をつけましょう。

ほとんどの格安SIM会社は大手キャリア同様MNP(ナンバーポータビリティ)に対応しているので、それを利用すれば大手キャリア間の乗り換えと同じように電話番号の引き継ぎができます。

ただしキャリアのメールアドレスに依存したサービスは使えなくなるので、それらサービス(楽天銀行のワンタイムパスワード等)は事前に解除しておき、Gmailなど端末を問わないメールサービスをメインに切り替え、メールアドレスの変更通知などを各連絡先に出しておきましょう。

ドコモ、ソフトバンクで購入した携帯で格安SIMに乗り換える場合

ドコモで購入したスマートフォンであればSIMロック解除をしなくても格安SIMのほとんどは使えるのですが、ソフトバンクの場合はSIMロック解除をするかソフトバンクの回線を使った格安SIMを使用する必要があります。ソフトバンクの回線を提供している格安SIM会社はほとんどないので、基本SIMロック解除をして使う方がよいでしょう。

auで購入した携帯で格安SIMに乗り換える場合

auの場合はドコモ、ソフトバンクと違った周波数の電波を使用しているため、au回線を使用する格安SIMを選ばなくてはなりません。例えスマートフォン側のSIMロック解除をしたとしてもドコモ系の格安SIMを使用することができないので、間違えてドコモ用プランを選ばないよう注意してください。

現在使用中の携帯電話を引き継いで使おうとすると上記の仕様を理解しなくてはならずハードルが高くなりがちです。格安SIMはSIMフリーのスマートフォンなどとセットで購入できるところも多いので、携帯電話ごと乗り換える方が手間は掛からないでしょう。

格安SIMのデメリット

安くて大手キャリアでは扱っていないサービスもある格安SIMですが、デメリットも存在します。

緊急速報が受け取れない場合がある

格安SIMは格安スマホと合わせて使用することで、緊急地震速報などの災害予報や、避難情報を受け取れない場合があります。大手キャリアと仕様が異なることでの弊害ですが、サービスが開始されてまだ日が浅いMVNOでは仕様が確立しきっていないのは仕方のないことでもあります。

Google Playの「防災速報(Yahoo Japan)」等のアプリを導入するなどして代替手段を確保しておくことを忘れないようにしましょう。

選んだ格安SIM会社によって通信速度差が大きい

格安SIM会社は大手キャリアと異なり「借りている限られた回線」でサービスを提供しているので、その時間帯にどれくらいの人間が使っているかによって通信速度は大きく異なってきます。「有名かつ安いラーメン屋で店舗が小さいお店だと昼食時間帯に大行列ができる」ように基本的には知名度が高く、より多くの人が利用しているMVNOほど遅くなる可能性が高くなります。

おサイフケータイ機能が使えない

おサイフケータイは大手キャリアの料金徴収と一体化しているサービスなので、大手キャリアを通さない格安SIMまたはその機能を提供しているチップを搭載していない格安スマホなどでは利用できません。

これに関しては現状代替手段がありませんので諦めるしかないでしょう。格安SIMや格安スマホへの乗り換えは、上記デメリットを把握した上で慎重に行うことをおすすめします。

「参考にするから、とりあえずおすすめ格安SIMの名前を挙げて欲しい」という人へ

2017年11月現在、一日通じて回線が比較的安定し十分な通信速度を維持している格安SIM会社として

  • mineo
  • NifMo
  • UQ mobile
  • BIGLOBE
  • WonderLink

などが挙げられます。

この中で聞き慣れない「WonderLink」はPanasonicが提供し始めた格安SIMサービスですが、IIJの回線を利用しているので安定しており、昼12時前後の時間帯でもかなり速いとの評判です。「電話による通話可能なプランがなく、携帯電話用途に向かない」ことから格安SIMの比較サイトで名前が滅多に挙がらないことも影響していると思われます。

このように上で挙げたデメリットの逆をいけば一定の速さを維持できるのは明白なので、「利用者の少ない回線(MVNE)」を使用した「知名度の低い格安SIM会社(MVNO)」を選択すれば速さの恩恵を受けられるということです。ただ今後、評判が広まって利用者が増えれば上記の格安SIM会社でも遅くなる可能性はありますのでその点は覚えておきましょう。

昼12時前後の遅さだけ我慢できるのであれば以下の格安SIMでもよいでしょう。

  • IIJmio
  • DMM mobile
  • BIC SIM
  • LINEモバイル

「信頼性を求めるならノウハウのあるIIJmio」「DMMの利用率が高いのであればポイント還元があるDMM mobile」「近くにビックカメラがあり対人でSIM契約ができるBIC SIM」といったように速度や安さだけを求めず「自分にとって利用価値が高い格安SIM会社」で選ぶのも重要なポイントです。

SNSを多用する人なら「LINEやその他SNSサービス利用時は通信量をカウントしないプランがあるLINEモバイル」は他の会社よりも価値が高くなるわけです。もちろん使う上で安く、通信速度も高いに越したことはないわけですが、無料通話分の大きさ、通信量限界の大きさ、付帯サービスなども格安SIM会社を選ぶ重要なポイントになるのです。

自分が格安SIMに求めるのはどんなものなのかをよく考えてから探し始めた方が、より自分の使用方法に適した格安SIMを見つけることができるでしょう。

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